企業人事労務、産業保健、障害者雇用、ハラスメント対応、組織風土改革など、働くことをめぐる課題は複雑化・多様化している。そのような中、専門職には個人への支援にとどまらず、組織や社会とのつながりを捉える視座が求められている。
本講演では、弁護士として多様な現場に関わり続けている小島健一氏をお迎えし、「働く、生きる」を支えることの意味について考える。小島氏が語る「二人羽織」や対話の実践を手がかりに、多様な立場や専門性が交わる現場における協働のあり方を見つめ直す。誰もが尊厳をもって働き、生きることのできる社会の実現に向けて、専門職に求められる役割について考える機会としたい。
登壇者
小島 健一 鳥飼総合法律事務所 パートナー弁護士 「さんぽ会」幹事、日本産業保健法学会 理事など
人事労務を基軸に、問題社員処遇から組織・風土改革、産業保健、障害者雇用まで、紛争予防・迅速解決の助言・支援を提供
労働法務、人事労務と産業保健を架橋する諸活動に加え、働き方改革、健康経営、精神/発達障害の就労、治療と仕事の両立などの執筆・講演も多数
―― 連載「“発達する”人事―発達障害の傾向のある人の雇用にかかわる留意点と実務」(「労務事情」産労総合研究所・2020年~2021年)、講演「経営者のハラスメント防止義務を支援する」(日本労働安全衛生コンサルタント会・2021年)、論文「障害者雇用促進法が求める合理的配慮とは」(「産業保健21」労働者健康安全機構・2022年)等